両立を阻む問題の解決法

ワークライフバランスの考え方が浸透している職場は全国的に増えてきてはいるものの、オーバーワークや育児休暇などの問題を抱えながら働いている人は少なくありません。
特に、慢性的に人手が不足している職場においては、1年を通じて正社員の仕事の負担が重くなったり、思うように休みを取ることができなかったりするケースもあります。
こうした問題を解決して仕事と家庭をしっかりと両立させるには、職場選びの際に時間をかけて働きやすい環境が整っている職場を見極めることが肝心です。
たとえば、1日あたりの仕事量が適切なところや、各部署の従業員の長期休暇の取得率が高いところは、若年層の求職者を中心に理想的な職場として高く評価されることがあります。
また、職種によっては残業が常態化していたり、休日出勤を命じられたりすることもあるため、面接の際に採用後に残業や休日出勤の有無について人事担当者にきちんと尋ねておくことが大事です。
また、自分に向いている職場を見つけるうえで、各地の優良企業の担当者と直接相談ができるセミナーや就職説明会などの機会を上手く利用することも大切です。
なお、企業によっては育児中の従業員を対象に、子どもが小学校に入学するまで時短勤務を認めたり、土日祝日に優先的に休みを取れるようにしたりしているところもあります。
そのため、色々な企業のホームページや求人票などを参考にして、1人ひとりの従業員に対するフォローが行き届いている職場なのかをじっくりと見極めましょう。
具体的にどうすればいいか悩む方は仕事と家庭のバランスの取り方について解説しているサイトもありますので、そちらも参考にしてみると良いでしょう。